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[2011 007] AO入試の問題点

週刊東洋経済の最新号にAO入試についての記事がありました。

AO入試とは、アドミッション・オフィス入試のことで、学科試験ではなく、大学が求める学生像に照らし合わせて合否を決めることだそうです。
また、推薦入学も大変増えているようです。

2009年度の大学入学者のうち、私立大学の場合、AO入試が10%、推薦入試が41%と、非学力型入試の割合が半数を超えているようです。
国立大学でも、計17%。

推薦入学、AO入試も反対はしません。でも、学生の数を確保するためだけだと、問題があると思います。
日本の学力低下の問題はココにもありそうです。

今後、日本の教育が考えないといけないのは、高校卒業の最低レベルの学力の確保と
大学卒業をもっと難しくする必要があるのでないでしょうか?

私は、大学で土木工学を専攻しましたが、出席も必要だったし、毎週レポートも提出していました。運良く4年で卒業できましたが、4年での卒業できるのは4割程度だったと思います。海外の大学は、入学は簡単だけど卒業は難しいと聞きます。

日本の大学も経営のためではなく、これからの日本を考えることのできる人材を育てる必要があります。
少子化で、地方の私立大学はますます経営が苦しくなってきます。でも、大学として、しっかりとした理念、コンセプトを持ち、卒業生に責任を持てるようになる必要があります。

ゆとり教育の見直しもしているようですが、日本も恥ずかしくないので、韓国、中国、インドなどの真似をして、よりよい教育体制の見直しをする時期が訪れているのではないでしょうか?

何点か提案を
 ・論理的に考える力を小中学生からつける。
 ・マインドマップを義務教育に導入する(韓国は導入済み)。
 ・経営の苦しい大学の専門学校化

3月からありがとう総合研究所では、塾を開始する予定です。
「目標を明確にし、その目標に向かっての勉強の進め方」
を第1に考えて、指導をしていく予定です。




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Posted by ari0358 at 2011年01月11日21:09│Comments(0)コラム・レポート
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