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[2011 006] フレームワークを使ってロジカル・シンキング

サラリーマンの時から、フレームワークを使って、論理的に考えるようにしていました。
沖縄に移住し、カフェを開業してから、論理的に考えていなかった気がします。
最近、地域社会の活性化の必要性を感じ、再び、マーケティング戦略、フレームワーク、コンサルティングなどの書籍を読み返しています。

その中で、とても重要なアイテムのひとつがフレームワークです。

フレームワークとは、

 「思考の枠組み」
 「ものの見方の枠組み」


と言われています。
ビジネスを考える際の共通言語としてのフレームワークもあります。

それでは、フレームワークの例を何点か紹介いたします。

1.5W1H

 基本中の基本、ビジネスだけではなく、あらゆる場面で使うと有効です。
  Who(誰が)
  What(何を)
  When(いつ)
  Where(どこで)
  Why(どうして、なぜ)
  How(どのように)
 少し拡張すると、6W2Hで次のものが追加されます。
  whom(誰に)
  How much(いくらで)

 この5W1Hは、日本で使われるものであり、欧米ではあまり使われていないようです。

2.3C

 ありがとう総合研究所のロゴマークも3Cですが、ここで紹介する3Cは戦略、マーケティングの環境分析の3Cです。

  顧客 Customer
  競合 Competitor
  自社 Company

 戦略立案時には、とても大事なフレームワークになります。
 戦略立案に役立つフレームワークとしては、マイケル・E・ポーターの 5FORCEも有名です。

3.4P

 マーケティングの基本フレームワーク4P。

  Product(製品)
  Price(価格)
  Place(流通)
  Promotion(プロモーション)

 何かを売りたいときにとても役に立つ、フレームワークです。
 しかし、この4Pは、売る側(企業側)の視点で表されています。
 顧客側からの4Cも考えるととても有効になります。

  Customer value(顧客にとっての価値)
  Customer cost(顧客にかかるコスト)
  Convenience(顧客にとっての利便性)
  Communication(顧客との会話)

4.AIDMA

 消費者の心理を考えるときに生かせるフレームワークです。

  Attention(注目)
  Interest(関心)
  Desire(欲求)
  Memory(記憶)
  Action(行動)

 お客さんが実際に買って頂くまでのプロセスを分解して、考えて行きどこに注力をするかを考えるときに役立ちます。
 同様なフレームワークに「マインドフロー」というものもあります。これは、7段階になります。

  認知
  興味
  行動
  比較
  購買
  利用
  愛情

 このマインドフレームで大事なのは、購買までではなく、ファンになっていただくまでを考えていることです。
 お客さまに継続的に購入して頂くことを考える際に役立ちます。
 ありがとう総合研究所では、このマインドフローを活用して皆様のビジネスのコンサルティングを実施いたします。

フレームワークは、また機会をみて紹介いたします。
何かを考えるときに役立つフレームワークを覚え、活用することがあなたのビジネスを発展させます。

参考文献
 

Arigatou Research Institute,2011



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Posted by ari0358 at 2011年01月09日07:56│Comments(0)コラム・レポート
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